2012/04/29

安愚楽債権買い取り詐欺 700万円被害…函館

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120427-OYT8T00003.htm
安愚楽債権買い取り詐欺 700万円被害…函館
(2012年4月27日  読売新聞)

 函館西署は26日、東京地裁で破産手続き中の「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須塩原市)の不良債権を買い取ると持ちかけられた函館市内の60歳代の女性が、700万円をだまし取られたと発表した。
 発表によると、1月中旬、コンサルタント会社の社員を名乗る男から女性宅に電話があり、「同牧場の不良債権を30%で買い取りたい。条件として、未公開ファンドを買うために名義を貸してほしい」と持ちかけられた。女性は紹介された証券会社と契約したところ、手付金を要求され、2月1~11日に計4回、現金を指定口座に振り込むなどしたという。
 女性は同牧場の和牛オーナーで、数百万円を投資していた。同牧場の破産管財人から、債権買い取りに関する詐欺事件が起きていると注意を呼び掛ける通知を受けて、だまされたことに気付いた。

和牛オーナーが詐欺被害 「債権買い取る」と電話

http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/national/571013.html
和牛オーナーが詐欺被害  「債権買い取る」と電話
(2012年4月26日午後8時33分)

 北海道警函館西署は26日、和牛オーナー制度が行き詰まって破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)のオーナーだった函館市の60代女性が、債権買い取りを持ち掛けられ、計700万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。
 全国安愚楽牧場被害対策弁護団の平沢慎一副団長によると、昨年暮れ以降、同様の被害が全国で数十件起きており「気になったら弁護団に相談してほしい」としている。
 函館西署によると、女性宅に男の声で1月、電話があり、「ある投資家が株を買うので名義を貸してほしい。安愚楽牧場の債権を3割の金額で買い取る」と言われた。

民事再生法申請企業の動向調査=帝国データバンク

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0424&f=business_0424_138.shtml
民事再生法申請企業の動向調査=帝国データバンク
【経済ニュース】 2012/04/24(火) 13:54

  民事再生断念企業、2011年度は14.8%増
  ~東日本大震災の影響で、再生を断念した企業も目立つ~

■帝国データバンクの他の記事 - サーチナ・ハイライト

  はじめに
  民事再生法は2000年4月の施行から12年が経過した。この間の申請件数は9000件に迫るが、すべての企業が文字通り“再生”したわけではない。安愚楽牧場(2011年8月民事再生→12月破産)のケースのように、再生手続き中に廃止決定に追い込まれる企業も後を絶たない。
  帝国データバンクは、2000年4月~2012年3月までの12年間に民事再生法を申請した企業(負債1000万円以上)を主な対象に、年度別推移、再生手続きの経過状況、再生手続き廃止件数について調査・分析した。

■前回の発表分はこちら
  民事再生法申請企業の動向調査(2011.7.25)
  調査結果
  1. 民事再生法の申請は2000年4月~2012年3月までの累計で8732件に達した。2011年度は497件、前年度比3.5%増となり、2年連続で500件を下回ったものの3年ぶりの増加
  2. 過去12年間の再生手続きの経過状況を見ると、全体の67.4%が認可、同じく46.6%が終結決定を受けた。一方で、合計1937件が手続き中に廃止決定を受け、再生を断念している
  3. 再生手続き廃止件数を見ると、2011年度は101件判明。前年度の88件から14.8%(13件)増加しており、東日本大震災の影響もあって再生を断念するケースが目立つ(情報提供:帝国データバンク)

「安愚楽牧場」管財人を提訴/香川の6人

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20120421000141
「安愚楽牧場」管財人を提訴/香川の6人
2012/04/21 09:50

 和牛オーナー制度が行き詰まった畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)の破産管財人に牛を無断で売却されたとして、オーナーだった香川県の男女6人が20日までに、管財人に計1450万円の賠償を求める2件の訴訟を東京地裁に起こした。
 安愚楽牧場の破綻をめぐる賠償請求訴訟が明らかになるのは初めて。管財人側は同日開かれた第1回口頭弁論(畠山稔裁判官)で請求棄却を求めた。
 訴状などによると、6人は2007~10年に約50頭のオーナーになり、飼育などを委託する契約を結んだが同牧場は昨年8月に民事再生法の適用を申請した。

2012/04/09

安愚楽牧場:社長らを告訴…出資者6人

http://mainichi.jp/select/news/20120407k0000m040124000c.html
安愚楽牧場:社長らを告訴…出資者6人
毎日新聞 2012年04月07日 01時54分(最終更新 04月07日 10時01分)

「和牛オーナー」制度で出資者を集め、経営破綻した「安愚楽牧場」(栃木県)について、大阪府内の6人が6日、三ケ尻久美子社長と前役員2人に詐欺の疑いがあるとして、大阪府警に告訴状を提出した。府警は受理する方針。

大阪の被害対策弁護団によると、安愚楽牧場は昨年4月ごろ、経営に行き詰まり、新たな和牛オーナーを募っても和牛の飼育などができない状態だったのに、経営を維持するため昨年7月、6人から計約850万円を集めていたという。

安愚楽牧場は繁殖牛のオーナーを募集、生まれた子牛を買い取る和牛オーナー制度を実施していたが行き詰まり、負債総額約4300億円を抱え経営破綻した。出資した会員は全国に約7万人いるとされ、大阪以外の出資者らも千葉、埼玉、栃木、愛知の4県警に刑事告訴を行う準備を進めている。【渋江千春】

安愚楽牧場の出資者6人、詐欺容疑で告訴

http://www.asahi.com/national/update/0406/OSK201204060075.html
安愚楽牧場の出資者6人、詐欺容疑で告訴
2012年4月6日15時40分

和牛オーナー制度が行き詰まり、経営破綻(はたん)した安愚楽牧場(本社・栃木県)に出資していた大阪府内の被害者らが大阪府警に告発状を提出していた問題で、うち6人が6日、詐欺容疑にしぼり、大阪府警に改めて告訴状を出した。府警は受理する方針。

大阪の被害対策弁護団は2月、全国の被害者に先駆け府警に告発状を提出。当初告発したのは13人で、詐欺のほか出資法違反や預託法違反(不実の告知)の疑いも含めていた。府警と協議を重ねた結果、告発を告訴に切り替え、人数も6人(43~76歳)への詐欺容疑に絞ったという。

告訴対象は、三ケ尻久美子社長と前役員2人。千葉、埼玉、栃木、愛知各県の出資被害者らも詐欺容疑などでの告訴・告発を準備しており、府警は警察庁などと協議する方針。

安愚楽牧場の債権者、元社長らを刑事告訴

http://www.ytv.co.jp/press/mainnews/TI20071672.html
安愚楽牧場の債権者、元社長らを刑事告訴
(04/06 20:58)

巨額の負債を抱えて経営破綻した「安愚楽牧場」から詐欺の被害を受けたとして、債権者が6日、三ヶ尻久美子元社長と、当時取締役だった男性ら2人を詐欺の疑いで大阪府警に刑事告訴した。

被害対策弁護団によると、三ヶ尻元社長らは去年、経営が行き詰まり、金が返せなくなることがわかっていながら、大阪府内に住む60歳代の男性ら6人に高額の配当金を約束して合計約840万円をだまし取ったとされている。

被害対策弁護団は6日、大阪府警本部を訪れ、捜査2課の担当者に告訴状を手渡し、府警も受理したという。安愚楽牧場の負債総額は4200億円ともいわれ、大型の刑事事件に発展する可能性が出てきた。

安愚楽旧経営陣を詐欺容疑で告訴…大阪の出資者ら

http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120406-OYO1T00806.htm
安愚楽旧経営陣を詐欺容疑で告訴…大阪の出資者ら
(2012年4月6日  読売新聞)

経営破綻した「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須塩原市、破産手続き中)の和牛オーナー制度を巡り、大阪府内の出資者ら6人が6日、同社側が経営悪化を隠して出資金を募り、計847万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で旧経営陣3人についての告訴状を大阪府警に提出した。
今回の6人を含む出資者ら13人が2月、同容疑や出資法違反などの容疑で府警に告発状を提出していたが、受理されていなかった。被害対策大阪弁護団は「詐欺容疑に絞った告訴で、迅速な捜査を促したい」としている。

安愚楽宮崎が破産 負債総額29億円

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=44874&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13
安愚楽宮崎が破産 負債総額29億円
2012年04月05日

和牛オーナー制度が行き詰まり破綻した畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)の100%子会社で、預託牛の管理、肥育を行っていた「安愚楽宮崎」(高鍋町、伊藤正信代表)が、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが4日、分かった。破産管財人によると、負債総額は約29億円。

帝国データバンク宮崎支店や東京商工リサーチ宮崎支店などによると、同社は1996年、小林市に設立。児湯、西諸県地区で牧場数カ所を展開し、安愚楽牧場から預託を受けて子牛から成牛まで一貫して生産肥育を行っていた。2010年4月には、口蹄疫により管理・肥育する牛が殺処分されるなどして児湯地区の牧場が閉鎖。11年11月に安愚楽牧場が破産手続きに移行したのに伴い、事業を停止していたという。

(詳細は5日付朝刊、または携帯サイトで)

「安愚楽宮崎」が破産、負債29億円

http://media.yucasee.jp/posts/index/10829
「安愚楽宮崎」が破産、負債29億円
最終更新:2012年04月05日 18時35分

安愚楽宮崎が、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことが、東京商工リサーチの調べで5日わかった。親会社の安愚楽牧場の経営破綻にともなう連鎖。負債総額は約29億円となる。
和牛預託商法の親会社、安愚楽牧場の100%子会社として平成8年に設立。牛の繁殖・飼養をしており、安愚楽牧場が全国で約14万5000頭飼養する黒毛和種牛のうち、約2万頭を預託していた。直営農場としての色合いが強かった。
資金面を含め親会社に依存、親会社からの預託管理料を中心に年間約7億円の売上高だったが、19年3月期~21年3月期まで3期連続で赤字で、債務超過となっていた。
22年4月には口蹄疫が発生し、約1万5000頭が殺処分されていた。

安愚楽牧場 カミチクが一部継承/鹿児島、宮崎の農場

http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=39476
安愚楽牧場 カミチクが一部継承/鹿児島、宮崎の農場
(2012 03/30 11:14)

和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻した畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)の問題で、牛の生産・加工・販売のカミチクグループ(鹿児島市)が鹿児島、宮崎両県内の一部の直営農場の経営と預託農家との契約を引き継ぐことが29日までに分かった。
安愚楽牧場は2011年8月に民事再生法適用を申請したものの、同11月に東京地裁が再生手続きを廃止する決定をし、破産した。鹿児島県などによると、県内には直営牧場が2カ所(日置市、南さつま市)、預託農家が48戸あり、計約1万頭が飼われていた。
カミチクグループによると、取引先を通じ両県の農家の支援要請を受け、昨年9月から安愚楽側や債権者らと交渉してきた。2月末に契約を結び、同グループの直営農場・錦江ファームが県内の直営牧場2カ所と預託農家30戸を引き継いだ。